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かいぞーき・戦! 第3話:聖剣の陰謀 第1節

少しばかり暗い部屋。
そこに一人、佇む者が呟く。
「さて・・・ゲームを始めるとしましょうか・・・。」
どこにあるのかも解らぬ、暗い部屋・・・

 

今回も刃戦団事務所から物語が始まる・・・というワケではない。

 

「で。」
ドラキュリアは唖然とした。
「ホントにここよね?」
「・・・さあな。」
「さあなってちょっと!」
今回の以来主は、そう、この目の前にあるビルの中。
・・・間違えて超高級ホテルにでも来ちゃったんじゃないかと思われるくらいにでかく、豪華なビル。
「カブシキインペリアル」という名の会社だ。

「とりあえず受付だな。」二人のやり取りを気にしつつ、サイクロウは中へ。
と、とにかくだだっ広いビルを歩き、受付に到着。
そして、依頼主のいるという部屋へ。
35階のオフィス。
エレベーターに二分ほど乗って、そのあと廊下を五分歩いて、やっとついた。

大きなドアがゆっくりと開く。
「・・・ようこそ。」
馬鹿みたいにでかい机。その奥に、依頼主はいた。
「・・・わたしが依頼主だ。そしてこっちがわたしの秘書・・・」
奥のほうに改装機のような風のロボットが立っていた。

「アームです。あなた方と似ていますが・・・あいにく私は改装機ではありません。」
最近はだいぶロボットが世に普及している。人格を持つものは非常に多い。
彼は、改造機に似た感じのロボットで、薄らと笑みを浮かべていた。
ライドウはなんとなく鼻に付く感じがしたが、今のところは無視した。
「依頼内容の説明をしよう。
 先日よりこの会社・・・カブシキインペリアルの社員の死亡が相次いでいる。」

 

そう言って、一区切りした。


「しかも彼らはみな他殺。誰かに殺された・・・そう思われる。」

「・・・つまり。犯人を捜してくれ、ってか?」
「察しの通りだ。」

「もちろん報酬は弾みましょう。」
「ちょっと待って」
ドラキュリアの異議。

「そんな事件ならアタシ達よりもケーサツに頼んだら?」
「・・・こちらにも都合というものがある。警察など役にはたたん。」
「・・・あなた方の腕を見込んでの話、です。」

 

「・・・・・・・・・・・・」
なんともいえぬ怪しさを感じる。
しかし商売柄面倒に巻きこまれることは多い。

「とりあえず、前払いの報酬はここに用意した。」
有無を言わさぬよう、“依頼主”がアームに眼で指示する。
「お受け取りください。」
アームが出したものはアタッシュケースいっぱいの札束。
「断わらせる気は無い・・・そういうようだな。」
サイクロウがつぶやく。
「・・・フン、仕方ないな。やらせてもらおう。」
ライドウも同意する。

依頼は成立した。

 

1節:終

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Author:山
オリ人外キャラ好きのCURURU難民です。
創作系の漫画や小説やってます。
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