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戦!?(終)

「なによこれ!」
警報機が鳴り響く。
「くそっ!スイッチを・・・こいつの衝撃感知器を・・・忘れていたぜよ!」
時間が一瞬止まった。
「ってただのアンタのドジじゃないのよ!」つっこんでる場合か。
「それに・・・なんだこの硬さは!」無視するザンゲツ。
そう。先ほどのザンゲツの剣を受けても傷が付く程度。
コントロール装置にほとんどダメージはなかったのだ。
「あーっ!!来ちゃったじゃないの!」入り口の方にかすかに敵が見える。
「・・・くそっ!とにかくどうにかしてそれを止めろ!」
「・・・止めるも何も・・・」ドラキュリアが後ろへ回る。
「電源抜けばいいんじゃないの?」

ぶちっ!

 

コンセントが抜かれたと思った途端。

キュウウウン・・・

敵は行動を停止した。
ボイラー室に、なんともいえない空気が漂ったのだった・・・

「どうやらやってくれたようだな・・・どーれ。片付けと行くかの!」

ヤイバがやっとかと言う感じに言った。
「アタシも混ぜな!久々にでかいのかましてみるかい?」スライの言葉は嬉々としている。
「・・・アイツ無しでは無理だろうな。ワシがやっとくよ。」
「ちぇ・・・まあいいさ。任せたよ。」残念そうだ。本気でやるつもりだったらしい。
腕を交差し、その上で刀を交差させる。文で説明するのは難しいのである。
「・・・天地裂ッ・・・お前ら上にいろ」技を出しかけで他の者に注意。あぶないからね。

「改めて・・・奥義!天地裂牙ッ!」

 

その刀を地面に同時に突き刺す!!
と同時に衝撃波が広がり、敵の大群を片っ端から破壊していく!
駐車場の看板が取れて、地面に落下していくのが見えた。

唖然となる一同(スライ除く)
「威力が落ちたんじゃないかい?」詰る様な口調。
「ふん。手加減してやったんじゃよ。駐車場が壊れたらまずいからな。
あまりにもレベルの違いすぎる会話に、辺りは静まり返ったのだった・・・。

 

さて。夜が明けた。

ツルギが影道衆を見たファーストフード店。
「結局・・・あの依頼主はなんだったんだろうな。」
「ま。私たちをだまして悪い事させようとしてたのは間違いないわね。」
「・・・にゃむ」アクシィは眠っている。

「まあ要約すればそうなるぜよ。」
「ま。失敗に終わったけどな。」
「悪い奴だから・・・当然。」
「台詞くらい残しなよ。」
見事に段々になった声。
「・・・表にいて大丈夫なのか?」ツルギが聞いてみた。
「仕事人だって部屋に閉じこもってばっかじゃない。そういうことぜよ。」
あいかわらずあっけらかんとした口調のザンゲツ。
「へー。そういうもんなの?」
ドラキュリアが隣のテーブルから話しかける。テーブルの上には野菜スティックが。
「・・・他のはどうしたん?」あ、起きた。
「ライドウが寝込んでるの。また電気出しすぎたんだって。」
あきれた、と言った表情でドラキュリアは要約して説明。

「さて。商売敵も増えたところだが・・・そろそろ帰るか!」
ツルギがそう言って立ち上がる。
「・・・まあなかなかだったぞ。おぬしらの戦い。」
・・・時間が止まる。
「いつの間にいたんですか師匠ッ!!」
「まあ良いじゃろ。それよりも・・・」
じらすヤイバに緊張する3人。
「しばらくこの町にとどまらせてもらうぞい!」
「・・・」

 

「えええええええ!!!!????」

と心の中で叫んだ刃戦団だった!!

・・・数日後・・・

「・・・あーあ・・・結局また失敗に終わりましたか。」
どこかの高層ビルの一室。
その人物の前にはモニターが。刑務所の中のような風景が映し出され、囚人服の男性が映し出されている。
それは、面影もないが、確かにあの『依頼主』だった。

「・・・使えない人は要らない・・・そろそろトルーパー達があなたを新しい世界へ送ってくれますよ」

「さ よ う な ら 」

 

そう言って、モニターの電源を切る。

その翌日、世間は大騒ぎになった。
なにしろ、刑務所が襲撃され、ある囚人が一人、死んだのだから・・・

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山

Author:山
オリ人外キャラ好きのCURURU難民です。
創作系の漫画や小説やってます。
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