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ep01-2


・精密機器ですので、水にぬれないようご注意下さい。
・公共の場所、混雑する場所でのご使用はお控え下さい。
・マンガのヒーローの持つような、呼べば現れるような代物ではありません。
 肌身離さずにお持・・・

 

バカらしい。
そう思って、説明書を箱の中に放り投げる。


翌日。
「・・・くそっ・・・」
結局、気になって説明書を読破してしまった。
最初の授業は自習だった。残った宿題も無いので、寝る。

 

「・・・先生・・・怪我したんだって?」
「うん。ウワサだけどさ、アイツにやられたらしいよ!」
「アイツって・・・もしかし・・・最き・・・ん続・・・」

聞こえてくるクラスのおしゃべりがフェードアウトし、

次に気がついたのはキバに起こされた時だった。

 

放課後の帰り道。今日はキバは店の仕込みだかでさっさと帰った。
(そういえば・・・)カバンをさぐる。
朝、うっかり寝坊しかけた時、携帯電話と一緒に放り込んでいたものがある。

「・・・結局、何なんだ、これは・・・?」
Metalだ。夕暮れに照らされて、青いボディが若干オレンジがかっているが
正直なところ、いまだに玩具にしか見えない。

 

「おい!そこのヤツ!」

気づかなかった。横の電柱に誰か寄りかかっている。
制服を見る限り、同じ学校だ。それに何度か見た覚えがある。
「ウチの学校のヤツか・・・そのカバンのヒモの色は・・・2年か。」
「・・・?」
「大体解るだろ?お前のソレ・・・俺によこせ。」

いわゆるカツアゲだろうか?
「・・・金なら持ってないですよ」
「ふざけてんの?その手に持ってる・・・

 

 

 

Metalのことだよ。」

 

そのとき、ふっと、彼を見た記憶を思い出した。
職員室の前を通った時、生徒指導室の中で。

 

坂金 刈真(さかがね かりま)


他校の生徒を病院送りにし、何度も謹慎を喰らっている筋金入りの不良だ。
「さっさと言うとおりにしろや・・・」
「・・・!」


直感だが、嫌な予感がした。

刈真は着崩した上着の内ポケットから、Metalを出した。
「ケガしたくねえだろ?・・・残念だけど俺はケガさせてぇんだよ。・・・トライアル!」
一瞬激しい光があったかと思うと、刈真の腕に、チェーンソーが握られていた。
・・・いや、握られていたというよりは、チェーンソーつきの手甲といったところか。
「さっさとよこせや!手前の腕ごとなぁ!」
「・・・くっ!!」

 

今、話題の通り魔。
あの事件の情報が・・・頭の中で繋がっていく。

 

凶器は・・・チェーンソー・・・
・・・被害者は・・・付近の高校生・・・いや・・・
ニュースで報道されていた5人の高校生はいずれも不良生徒
そして教師。彼らの共通点は・・・ある人物に関わっていたこと・・・

つまり・・・事件の犯人は・・・!!

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山

Author:山
オリ人外キャラ好きのCURURU難民です。
創作系の漫画や小説やってます。
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