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かいぞーき!:高速のレースクイーン?

目を覚まして、次に目に入ったのは太陽の光だった。

まどから差し込んでいる太陽がまぶしい。

 

「ったく・・・自分が先に寝ちまったのか」

いつのまにかは知らないがが、病室(整備室)に男性が立っていた。

制服着用・・・ということは、彼もまた警官なのだろう。

「おっ、悪いね、お嬢ちゃん。起しちゃったかな?」

 

「あっ!いえ!・・・いま丁度おきたとこでやんす!」

「・・・そうか。だいぶ良くなったみたいだな、その調子だと。」

彼は笑顔を向けた。悪い人ではなさそうだ。そもそも警察だし。

 

「おーいっ!起きろケイジロウ!

 朝飯奢ってやらんぞ~!?」

 

「ふがっ!?

 怪風はどこへ逃げたでありますかっ!?」

エイナは思わず笑ってしまった。

怪風といえば、世間をにぎわす義賊。彼は夢の中で一騎打ちに挑んでいたんだろう。

「さ!キミも一緒に来るでありますか?

 えっと・・・名前、教えてもらってもいいでありますか?」

 

「あ!あちきは”エイナ”っていうでやんす!えっと・・・ケイジロウ・・・さん。」

 

さて。

署内の食堂で朝食を済ませ、エイナは取調室に入った。

 

いろいろな話を聞き、また聞かれた。たぶん、こんなに話したのは生まれて初めてだ。

自分がまるまる1日眠っていたこと、オーナーと一緒にいた男達のこと・・・

 

とりあえず、お約束と言うことでカツ丼が出そうになったが、さっき食べたのでやめた。

 

「・・・キミには辛いかもしれないけど・・・やっぱり・・・」

「・・・で・・・でも!わからないでしょ!?

 もしかしたら脅されて・・・!!」

ケイジロウは否定する様子は見せない。

「・・・確かに、それも可能性としては、ある。」

 

やっぱり!・・・少し希望がわく。

 

「わかったでやんす!

 こうなったら・・・あちきが直接聞き出すでやんす!」

 

「・・・は!?」

 

突然の提案にケイジロウも言葉を失う。

「だって!確かめたいでやんす!オーナーの・・・本当の気持ち!」

 

こうなったらもう待っていられない。

エイナはドアを勢いよく開け、再びクラブハウスに走った。

 

今日は『他のオーナー』は居ない・・・絶好のチャンスだ。

 

 

つづく

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山

Author:山
オリ人外キャラ好きのCURURU難民です。
創作系の漫画や小説やってます。
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