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かいぞーき!高速のレースクイーン?

ゴミ収集場。各地で集められたゴミが一時的に置かれる場だ。

わざわざ説明するまでもないだろう。今はその横の広場の話だ。

 

「こんなところに・・・本当に手かがりはあるんでありますかなぁ?」

「情報収集と解析の結果だ。なにかあると踏んで間違いない。」

改装機と、別のロボットが一体ずつ、奥へと進んでいた。

 

「よく鼻を利かせろよ、ケイジロウ。」

「わかってるであります!先輩も!」

二人は共に、犬型へ変形した。

ちなみに、改装機でないほうは正式名称『Hound.K-9』。

普段はハウンドと呼ばれるケイジロウの先輩だ。(答え:ハウンド)

 

「・・・ん?」ケイジロウが何かを嗅ぎつける。

「どうした?」

「何か・・・よくわからないけど、気配を感じるであります。しかも凄く弱ってる感じの・・・」

第六感と言うものは意外と馬鹿にできないものだ。

「この・・・ゴミ袋のなか・・・?」手を触れた瞬間、衝撃が走る。

「・・・やっぱり!中に何かある!」

「・・・もしかしたら・・・手がかりがあるかもしれん!」

 

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

「酷い・・・」

中から出てきたものは、各部がボロボロになった改装機の少女。

「おい!しっかりしろ!!」呼びかけても、返事は無い。

「・・・CPUをやられてるのかもしれん。手遅れでなければ良いが・・・

 とにかく急ぐぞ!一旦署に戻る!」

2人はその改装機を背負い、署に戻った。

 

その改装機・・・エイナはまだ、闇の中にいた。

すこし、身体が楽だ。さっきまでは暗くて、狭くて、汚くて、臭い。そんなところに

いた気がした。

・・・たぶん、あの世に行くんだろう。意識が遠のく。・・・体がとても楽だ・・・

 

 

だが、そこで見たものは天国ではなく。

精密検査用のライトと、自分を必死で直す技術者。

それに自分を心配して付き添い、疲労で寝てしまった水色の改装機だった。

 

つづく

 

 

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山

Author:山
オリ人外キャラ好きのCURURU難民です。
創作系の漫画や小説やってます。
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