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23話14ページ



リア充め!おっさんぶつけんぞ。
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23話13ページ



クリスマスに久々の更新。
まあ、シャイナですよね。ヤミノリは夜でも昼でも関係なく見えるので
あんまり怖くないから不可。

WRYYYYYYYYY!!って叫ぶ奴とかいそうだよね。

十字王 その肖像

kingofcross.jpg

タイトルに深い意味なし。
とりあえずバリスタのデザインと色合いを描いとかなきゃと思って
描いた一枚。一応「十字王」のビジュアルになるような。そんなかんじ。

後でまた詳しく語りはしますが
アームが黄色メインに対してバリスタは緑メイン。
そして後ろの光線が水色です。

実は顔はアームにパーツを足しただけだったりします。
なんてったって後継機ですもの。


バリスタ・・・最近三木 眞一郎ボイスで再生されるなあ。
要するに電王のジークみたいな声で再生してますが、なんか違うんだよなあ。

十字王・3


「しばらくそうしているがいい。なに、悪いようにはせん。
 ゆくゆくはわが手足となって働いてもらうのだからな。」

扉があき、悠々と歩くバリスタと入れ替えになるように
待機していたテックボットが入ってきた。

T-20110”メイル”とT-60050”ハルベルト”どちらも姿は違えど重装甲とパワーを持つ。
暴走時の『抑え役』として連れてきたのだが、それを利用されてしまった形になった。
二人とも瞳の表示が虚ろである。意識はないようだ。
まるで門番とでもいうように、扉の近くに身構えたまま動かない。


「性能テストとしゃれ込みたいが・・・あの王様を野放しにしたらいろいろマズいんじゃねえか?」
「あの思考に加えてジャックの存在・・・。
 むやみに外に出せば騒ぎになるのは確実ですね。」

二人の会話はおそらく見張り役には聞こえてないだろう。
聞かれたとしても問題はないが。

「見張りを置いてるってこたぁ、俺たちの手の内はばれてるらしいな。
 もったいぶる必要はないんじゃないか?大将よ。」
この状況をさっさと解決してくれ、といわんばかりの言葉に、多少呆れたような
語気をまぜながら、アームが応える。
「・・・わかっているでしょうが、あまり多用はできませんよ。」
「さっさと片付けてやればいいだけの話だ。違うか?」

バリスタのジャック能力は、ロボットの『無意識』に作用して操る機能。
つまり、それを意識し、警戒していれば思考までを乗っ取られることはない。
それでも現在の通り、体は自由に動かせないのだ・・・が。

「おい、門番さんよぉ」

動けないはずのブレイドは、メイルの後ろに回り込んでいた。
意識のないメイルは驚くこともせず、拳を振りかぶっている。
同時にハルベルトもブレイドに寄りつつ、武器を両手で構えた。

メイルの拳を余裕でかわし、ハルベルトの斧を背から抜いた剣で防ぐ。
一瞬の押し合いの後下方に受け流し、ふたたびメイルの拳をかす。
ハルベルト、メイルが同時にブレイドに攻撃をしかけようと自らの武器をふりかざした瞬間・・・
二人の動きが固まり、ほどなくして力なく、地に倒れこむ。

二人の背後ではアームが両手を広げていた。

ジャックされてを操られていた二人の体を
その原型であるアームの能力により”操り返して”強制的に
機能を停止させたのだ。

「しかし、人使いの荒い上司を持つと苦労するぜ。」
皮肉交じりの笑みを浮かべるブレイド。

ブレイドの体が動かせたのも、ジャックされて異常を起こしていた制御回路を
アームが正常な状態に乗っ取りなおしたから、ということである。
意識のある状態で制御回路を操作するのに時間がかかってしまったのは否めないが・・・


幸いか、研究施設は隔壁で物理的に閉鎖されている。
まだ武器を与えられていないバリスタにそれを破壊することは不可能だ。

「王様きどりのお遊びにつきあってやる義理はありません。
 面倒を起こす前に早急に確保しなければ。」

「おたがい離れないほうがよさそうだな。
 ・・・アンタと正面切って喧嘩するのはごめんだぜ。」


そういって向き合った二人は
揃って試験室から駆けだしたのだった・・・



ここでいったん区切り。ここまでが前編となります。
後編へ続くー。

ちなみにサーベル、ロンデル、ハルベルトの三体は
日頃お世話になっているアカサカさんが考えてくれたキャラです。

テーマ : 創作・オリジナル
ジャンル : アニメ・コミック

プロフィール

山

Author:山
オリ人外キャラ好きのCURURU難民です。
創作系の漫画や小説やってます。
本拠地はここ

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